中国語や韓国語の翻訳会社を選ぶ際に注目すべき点や相場を紹介していきます。
<中国語の場合>
中国語は標準語と呼ばれる北京語の他に、上海語や広東語などがあり、さらに、日本語の平仮名と片仮名のように簡体字、繁体字と違う字体が存在します。ひとくくりに中国語と言っても、これだけバリエーションがあるため、翻訳する文書が、どの地域の人に読まれるかを確認してから翻訳会社に依頼する必要があります。一般的に中国語と言われるのは北京語が該当しますが、例えば、ビジネス文書で読む相手が広東地方の方の場合は、広東語での翻訳が必要となることも起こりうりますので注意しましょう。
翻訳会社選びの際に確認しておきたいのが、これらの各中国語に対応しているかに加えて、料金や対応スピード、今までの実績を確認し総合的に判断をしたいところです。可能であれば、翻訳会社の評判も合わせて確認しておくのが良いでしょう。
<韓国語の場合>
まだ、中国語であれば、漢字を見てなんとなく意味を読み取ることができますが、韓国語の場合はそうはいきません。現代の韓国語では漢字を使用するのは非常に少なくなり、ほぼハングルで文書は記載されます。ハングルは我々日本人が見ても、何を表しているのか理解できる人は少ないでしょう。そのため翻訳会社に依頼する際には、今まで韓国語の翻訳でどのような実績があるのかをしっかりと確認してから依頼したいところです。
経済的にも発展している中国と韓国は隣の国ということもあり、ビジネスの現場でより一層関わりが深くなる存在です。だからこそ、相手側の言語に翻訳する機会も増え、中国語や韓国語の文書翻訳をする需要も高まっています。料金やスピーディーな対応に加え、翻訳実績を確認してから翻訳会社を選んでいきましょう。
<中国語翻訳の相場>
日本語→中国語 約15円~20円
中国語→日本語 約10円~16,2円
上記の値段は簡体字や繁体字という区別をつけていませんが、中国語の翻訳は会社によって簡体字や繁体字で値段が違うこともあるようです。文書の種類によっても料金が違ってくるので、各翻訳会社の翻訳費用は事前にチェックしておきましょう。
中国語翻訳が依頼できる翻訳会社の一例
アイコス/アットグローバル/インターブックス/クリムゾンインタラクティブ・ジャパン/グローヴァ/サンフレア/ジェスコーポレーション/トランスワード/JOHO/NAIWay/翻訳センター
<韓国語翻訳の相場>
日本語→韓国語 約10円~21円
韓国語→日本語 約12円~15円
翻訳会社のサイトを見てみると、専門分野ごとの料金を載せている所はあまり見ませんでしたが、会社によって医療や特許など分野によってまた料金が変わってきます。出来るだけ無料で見積もりができる会社で見積もりをしてもらうと良いでしょう。
韓国語翻訳が依頼できる翻訳会社の一例
アイコス/アットグローバル/インターブックス/クリムゾンインタラクティブ・ジャパン/グローヴァ/サンフレア/ジェスコーポレーション/JOHO/NAIway/翻訳センター
※公式サイト上で翻訳の実例や取引実績を開示しており、問い合わせ・見積り対応が最短1時間以内の翻訳会社を、掲載されている実績実例数順で紹介 (ケースクエア:127件、NAIway:89件、ユレイタス:62件)※2021年8月調査時点)